コロナでマル子も考えた
先日、久しぶりに家族で外食をしてきました
中3長女マル子の、いつのテストご褒美だったか
マル子は外食というと、バカの一つ覚えのように
「お寿司!お寿司♬」と騒ぎます
夫が先日ランチで入った、ちょっと駅から離れたお寿司屋さんが
美味しくて明朗会計で良かったという話しから
伸び伸びになっていた「ご褒美お寿司」が実現しました
久しぶりの外食かつ回らないお寿司に私もテンションあげあげ
が、出かける直前に気が付きました
私「ねえ😨もしかして、お寿司なのにお酒飲めない?」
夫「そうに決まってんじゃん、何言ってんの?」
わが家の住む川越市は「蔓延防止法」対象地域
お隣の狭山や入間では、家族連れなら酒類もOKとのことなんですがね・・・
「あ”あ”あ”あ””Σ(゚д゚lll)」
絶望に打ちひしがれる私
夫は「食事とお酒は別」なタイプなのがまたなんだか口惜しい
石原町「結」さんでお食事しました
宅配寿しから始まって、お客さんの要望に応えて店内飲食も始められたとのこと
夫が事前にお願いしてくれていたおっきなマグロのカマ焼きから始まり
おススメのボタン海老
などを、ノンアルコールでつまみながら握りを待ちました
蟹みそ焼き(小6次女チョロ子オーダー)に箸をつけたら、蟹好きの小6チョロ子が怒る、怒る
派手なマニキュアは、チョロ子の爪でございます
誰のお金で食べていると思っているんだが(夫のおごりですけど)
ああ・・・・美味しい
美味しいツマミを食べれば食べるほど
お酒を飲めないのが悲しい😭
私の席から見上げるとちょうど
私の愛するお酒たちの名前が並んでいる
これがあったら、どんなに魚介の味を引き立てるでしょう
なのに、なのに飲めない・・・・
美味しいもの食べながら、めっちゃカリカリ💢し始める私
そんなに広くない店内とはいえ、背中の衝立を挟んだお座敷にもう一組家族連れがいるのみで、十分ソーシャルディスタンス
「この状況でさ、私のココ(テーブルを指でとんとんやりながら)に、焼酎ロックの一杯があったところで、コロナが拡大するわけ?!😡」
と家族に「絡み寿司」
「大体さ、大人数で酔っぱらってマスクもしないで「蜜」でギャーギャー話してウィルスばらまくのが問題なんでしょ?アルコールだけ敵視するより、もっとやり方ないのかしら(ぷんすか)。人数制限とかさあ」
もはやノンアルで絡み酒状態でしたが、これをきっかけに夫もヒートアップ
「そうだよな。「禁酒法」しくなら、他の営業制限や協力金は考え直すとかさ」
こうして
家族で
「飲食店への営業制限および協力金の出し方をどうするのがコロナ抑制に有効か?」
討論が始まったのでした
この日に限らず
「川越の夜活部」夫の影響もあり(W、我が家では飲食店への営業規制や補助金に関してはよく話題に上っていました
小規模で家賃も数万円、みたいなお店では「補助金バブル」とばかりに、通常営業しているより休んで助成金もらったほうがよっぽどいい、遊んでいてお金入ってきてラッキー♬旅行行こう!
みたいな話しも耳に入ってきます
逆に大規模なチェーン店などは、そんな助成金もらったって全く追いつかない
(グローバルダイニングが戦っていましたよね)
「もうちょっと、家賃基準にするのか、営業利益基準にするとかやり方があるのではないか」
というような話題を夫婦でもよくしていましたし
話題というか、怒って吠えていました(笑
「こうやって無駄にばらまかれた税金は、結局将来増税になって国民が、これから納税者になっていく若い世代が負担することになるんだよ」
というような話しを子供たちも横で聞いていましたから、関心を持ってつたないなりにいろいろと意見を言ってくれました
そしてコロナ制限に関する、
中3長女マル子の関心事は、飲食の制限よりも
中学最後の「学総」(地域によっては「中総体」とか言いますよね。年に一回の、運動部の市内の総合試合です)が開催されるかどうかです
ゆるーい運動部に所属しているマル子です
このコロナ禍で、ことごとく試合が無くなっていましたが、最後の総体だけはやって引退したいと言っています
中学生から修学旅行も総体を奪っておいて、オリンピックは開催とかありえないよねって我が家では言っています
でも国は、変異種やなんだでここまで無理だろ~~、な流れになっているオリンピックを是が非でも開催したいように見えます
じゃあ、それはなんでか?
というような話題もよくします
・やはりお金か。経済効果?
・違約金が莫大なのでは?
・でも最近はさすがに世論がオリンピック中止に傾いているように見える。自民党の支持率がますます下がったらどうするのか
・いよいよ支持率がやばくなったら菅さんをおろしてなんかやった感だして、安倍さんがまた出てくるんじゃないか(で、憲法改正騒ぐんじゃないか)
などなど
たいした知識も教養もない親なので、かなり適当なことを言っているような気もしますが、こういうことを話題にして親子で話し合うことは悪くないんじゃないかと思っています
先日マル子が
「コロナで唯一良かったことは、世の中のこと、政治や経済なんかのことに目が向いたことかな。こういう話し割と好きで面白いって気が付いた」
と言ってくれました
「やっぱりママの娘なんだなっておもったよ」
↑母ちょっと感激。えへ
そんなマル子ちゃん
以前は
「機会があれば、学生のうちに一回海外に出るといいと思うよ」
なんて言おうものなら
「絶対ヤダー😣海外って、『肩がドンって当たったら、拳銃でバン!なんでしょー』」
などというアホ丸出し発言をしていましたが
この一連のコロナ政策を見ていて母国に不安を覚えたのか
ちょっと海外にも目が向きだしたようで
「日本やばい気がする。とりあえず英語の勉強はガンバっとこ~~。大学の第二外国語は何を選択するがいいかな?」
と言い出しました
私が19歳で浪人生で、選択科目で政治経済を勉強していたころ
経済白書で、「今の好景気は「バブル経済」であって、そのうち崩壊する」と書かれていました
そして5年後にそうなりました
30歳手前、ずっと会社員でいることに不安を覚え始めたころ
経済学者や評論家は
「終身雇用制は崩壊方向。マネジメント&専門職と、それ以外の二極化が起こる」と主張する人も出てきていました
それを鵜呑みにしたわけではありませんでしたが、世の中の流れや、自分の資質やどう生きたいかを考えて、その後国家資格を取得しました
そして今、本当に世の中二極化しつつあるなと感じます
この先も、予測できたりできなかったり
これまで常識と思われてきたことが通じなくなるでしょう
子供たちには
「今の時代、いい大学入ったから安心とか、大企業に入ったから安心とか、これまでの常識はどんどん通用しなくなってきていると思うし、これからさらにどんどん変わっていくと思う。じゃあどうすればいいかって、ママにだってわからないけど。とにかく『世の中のことに関心をもつこと』「勉強すること」『一生懸命に考え続けること』をやめないで欲しい」
と伝えてきている・・・・つもりです
子供たちが、将来生きていく世界が少しでもいい状況であることを願わないではいられませんが
オリンピックもねえ・・・どうなるんだか
いろいろ今一歩明るい気持ちになれない世相ですが
マル子の精神的成長がとても嬉しい今日この頃です
中3女子、話しごたえも出てきて、毎日母は楽しいです。ありがとう😁
そして極上握りを食べて、マル子一言
「ふううううう~~~~ん!お寿司美味しい!!!やっぱり将来いっぱい稼げるようにならなきゃ!」
はい正解
人生に
「欲」
は大事
とっても
強欲にがんばれ!