合唱祭のピアノ伴奏はやっぱり大騒ぎだった④
連休お弁当日記を挟みまして
やっと④です
長女が小4から始まった「合唱祭のピアノ伴奏者」オーディション騒ぎ
なかなか思うようにいかなかったり
頑張りにホロりとさせられたり
中学になってすっかり親の手を離れて「騒ぎ」じゃなくなった
。。。。と思ったら次女がヒト騒ぎ持ち込んでくれた!!!
って話しの、続きです(;・∀・)
そんな実力も根性もないのに、棚ぼた?のように合唱祭のピアノ伴奏者を引き受けてきてしまった我が家の不思議系小5次女チョロ子
この話しが浮上してすぐに担任と会う機会がありました
私「せ、、、先生😨ピアノの伴奏、ほんっとーにウチでいいんでしょうか?」
担任「ああ!ありがとうございました🙂引き受けてくれて助かりました。本番までに弾ければ大丈夫ですから」
・・・マジかよ😨
あのオーディション時の仕上がりで、それでもチョロ子でいいと・・・
もう逃げられないのは確実のようです
結局オーディション前に臨時レッスン一回
週末の通常レッスン一回
↑両方かなりの長時間やっていただいて、なんとか譜読みは最後までしてオーディションは迎えました
それでもその合唱曲はチョロ子の実力にはだいぶん難しめで、オーディションの時点での出来は惨憺たるものでした
私も子供たちが伴奏の楽譜を持って帰ってくると、いつも練習してみるのですが
子供のころとはいえ、一応「ソナチネアルバム1」(初中級〜中級ぐらいですかね、、、)までやったおばちゃんでも
「あら結構ムズイわ~~(;・∀・)」ってな感じ
そんな曲をですね
離れていた時期もあり通算でピアノ歴2年ぐらいしかないチョロ子(しかもそんなにバリバリやるタイプではない)が弾きこなすのはかなり大変
本人がイマイチ練習にのめりこめないのもわかります
「なんとか弾けそうな曲」ぐらいだと練習する気もおきますが
「げΣ(゚д゚lll)ぜんぜん無理め」な曲だとやる前に心折れますよね
でも手を挙げてしまったのはチョロ子さんあなた
逃がしませんわよ!
ここで頼りになるのはやっぱりピアノの先生です
毎日学校に塾にと忙しいチョロ子
先生も他のレッスンも毎日入ってらっしゃいます
毎日レッスンに行くわけにもいかないのですが
ピアノの先生「よければ、オンラインで夜にでもみますよ?」
まさに救世主✨
まだぜっんぜん弾けない練習始めて一週目ころは、次のレッスンまでの間に3回もオンラインでみてくださいました
夜にオンラインレッスンを受けるため、忙しい私とチョロ子の生活はますますドタバタでした
まずチョロ子19時すぎ塾から帰ってくる
↓
即お風呂に行ってもらう
↓
夕飯が出来るまでに時間があれば学校の宿題
夕飯かっこむ
↓
先生との約束の時間までに少しでも時間があればピアノの練習
(ムズくて自力では進まないのでなかなかやりたがらない)
↓
20時半ころ濡れ髪のままフェイスタイムつないでレッスン開始
コロナで「緊急事態宣言」が出ていた時、初めてオンラインレッスンをしていて
「案外できるものだねー。面白いね」と先生と言っていたのがここで役立ちました
そしてチョロちゃんがオンラインレッスンをしている間は母も助手で忙しいのです
スマホ片手にチョロ子の手元を写したり
オンラインだと先生の手拍子が微妙にずれるので
先生「お母さん!ここの音の取り方わかる?お母さんが手拍子してあげて!」
私「はい!」
とかわりに拍とったり
ちなみに、ラインビデオより、フェイスタイムのほうが音のズレが小さかったです
他にも、先生が言っている楽譜の箇所をチョロ子に教えたり
母もなにかと忙しく、レッスン中はベタづきです。家事はさっぱり進みません
21時過ぎにレッスン終わって、塾や学校の宿題を片づけるのを手伝い、大慌てでチョロ子を寝かしつける
塾から22時過ぎに帰ってきた長女のおしゃべり相手もしてあげたい
24時すぎに、何も家事が手つかずで荒れ切ったリビングと洗濯物の山だけが残され、猫が遊んでくれとニャーと鳴く
自分はお風呂も入っていない・・・・
でも先生には大感謝です
私が練習しろといっても、自分で楽譜を読むのが苦手なこともありなかなか乗り気にならないチョロ子でしたが
さすがに先生相手だと真面目に取り組むチョロ子
オンラインレッスンでも、どんどん弾けるようになってくるのがその場でわかって
プロの指導力ってすごいわ😳
と母感動しました
母も先生に丸投げではなく、何かと努力はしました
自分も一緒に練習してみました
不思議なもので
ぐずぐずやる気がおきない時でも、
「じゃ、ママが弾こう♬」と私が練習しだすと
「チョロ子がやるー」と私を押しのけて弾き始めたりするのです
私も「練習しているフリ」ではなく、結構「ガチで」やりました
どこそこが難しい、とチョロ子と苦労を共有できますし
ママはここまでできた!となれば競争心が出てチョロ子も頑張りました
ン十年前にとった杵柄。年寄の冷や水😅→チョロ子のライバルにはちょうどいい感じでした
おかげで私、腱鞘炎になりかかりました←本気でやりすぎ(笑
こんなことやっているうちに、二週間ぐらいたってやっと
突っかかりながらもなんとなく全体的に弾けるようになってきました
これでもまだ伴奏するには全然だめなレベルなのですが
「もしかしたら大丈夫かも。。。。」とやっと少し希望が湧きました
ピアノはリビングにあるので、チョロ子の練習の様子は当然夫も聞いています
ピアノなど全然できない夫ですが、さすがにチョロ子のメタメタの演奏を聞いて
「これ本当に大丈夫なの?今からでも断ったほうがいいんじゃないの?!😨」
と青ざめていました
私も(一応)頑張っているチョロ子に
「本当に他にいなかったの?(;・∀・)」と何回も聞いてしまったし
(実はチョロ子よりピアノ歴が長い子はいましたが、その子はビビって立候補しなかったとのこと)
あまり熱心に練習していないように見えるチョロ子に
「頑張らないなら学校の先生に断りに行ってくる」
とキレたこともありました
でも、そんなに焦っているようにも、頑張っているようにも見えないチョロ子でしたが
「やっぱり無理」
と投げ出さなかったのはえらかったなあ、と後からになって思います
そんなこんなで、まだまだ伴奏できるレベルではないけど、なんとなく全体通して弾けるようになったチョロ子ちゃん
ヤバい、ヤバいと思いつつも
母もこのころには
「なるようになれー(-_-)あのオーディションでの演奏を聞いてチョロ子に任せたのは学校の先生たち。いざとなったら、音楽の先生に弾いてもらおう」
開き直りです。もう「無」です。考えない、考えない😑練習するのみ
そう思えたのはやっぱり
ピアノの先生の存在でした
この先生、実は凄腕なんじゃないか、、、、と私はかなり信頼しております
「今の子忙しいから。ピアノは趣味で楽しく弾ければいいわよ♪」
といった感じで
ゴリゴリのコンクール指導などは全くやらない感じの先生なのですが
発表会では、「え?うちの子のレベルでこの曲ふってくる?」というような、難しい曲にどんどんチャレンジさせる先生です
そして、本番までに本当に弾かせてしまう
この先生にお任せしておけばもしかして。。。。。。
そこに一縷の望みをかけまして何も考えないようにしました
うちの子たち本番強いし!←基本ポジティ部所属能天気女
もはや自己暗示
ちょうど中二長女マル子が試験前でピアノを休むと言ってきたので、マル子の曜日もチョロ子がレッスンへ行きました
合間にちょいちょいオンラインレッスンもしていただきました
そんなこんなで、やっと前奏・間奏の難所以外は、まあまあスムーズに弾けるようになってきたころ、学校の合唱練習でも音楽の先生ではなくチョロ子が弾くようになりましたが
「歌があると上手く弾けなかったのー😞」
とのことで
こんどは母、ピアノを弾くチョロ子の横で楽譜を見ながら毎夜毎夜歌いまくりました♪( ´▽`)
長女マル子の時もいろいろ大変だったけど、くらべものにならない大変さ💧
日本全国津々浦々探しても、合唱祭のピアノ伴奏でこんなに苦労した母はきっと他にいないハズ!
(だって基本は「弾ける子」がやるものだから*1)
と、自分とチョロ子の苦闘を残したくてついついながくなりました。まさかの④でも終わらなかった~~😅
⑤では絶対終わるはず!
つづく
*1:+_+