合唱祭のピアノ伴奏はやっぱり大騒ぎだった③
コロナ禍下の短い夏休みが終わってちょっとたった、9月の前半ごろのことだったと思います
中二長女マル子が合唱祭のピアノ伴奏者に無事決まり
「(コロナだけど)親が観に行けるといいね~~🙂」
などとのんびり話していたころのことです
我が家の不思議系小5次女チョロ子がいいました
チョロ「チョロ子も合唱祭のピアノやるんだよね」
私「へ?あ?オーディション受けるの?楽譜もらってきたの?いつ?」
チョロ「オーディションは来週の月曜日。」
私「(週末の)レッスンの時先生にみてもらえばいいじゃない。一応譜読みはしておいたら」
↑マル子の小学校時代のピアノオーディションとだいぶ私のテンションが違うのがおわかりでしょうか、、、、
だってチョロちゃん
*ピアノを始めて半年ほどの小学校1年生夏の発表会で待機中の舞台袖で「ピアノやめる!発表会もでない!」と大騒ぎし本当にやめる
*小4の途中で再開するも
・楽譜を面倒がって読まない
(先生が弾いているのを見て聞いてどうにかする)
・家でさっぱり練習しない
・気に入った曲しか練習しない。お気に召さない曲は徹底無視
・先生の前ではまともに弾くが、家では気分の赴くままの「芸術は爆発だ!」の高速演奏。ガチャガチャ奏法
誰が本気で伴奏者を狙っていると思うでしょうか?
っていうか、ロクに楽譜を読めない時点で、なか一週間ないオーディションなんて無理無理、わっはっは🤪
先生はそんなチョロ子にも快く伴奏曲のレクチャーはしてくれるはずだから、ちょっと見てもらってオーディションは記念参加してくればいいよ~~
ぐらいで聞いておりました
しかし、なんだかチョロ子の言動が引っかかる
チョロ「伴奏やることになったからさ」
母「だってオーディションはこれからでしょ?」
なんだか話しが見えません
そんなやり取りが何回かあってやっと話しが見えてきた
チョロ「だからあ。他にいないの。うちのクラスでオーディション受けるのチョロ子だけなの」
担任の話しによると、オーディションの出来にかかわらず、伴奏者はチョロ子に決定だというのです
・・・😱
(ピアノの)せ、先生~!!!(泣
~Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
母、大慌てで先生に連絡をとりました
先生より
「わかりました(`・ω・´)キリッ!三日後に臨時レッスンを入れられます。それまでに最後まで譜読みをしておいてください」
とありがたい返信がありました
我が家は、習い事は「やりたきゃやれ。楽しめればいい」ぐらいのスタンスなので
普段は多少は声かけくらいはしますが、「今日練習してないでしょ!」
などというバトルは一切ありません
が
こうなったらそうは言っていられません
クラス全体の、合唱祭の成否がかかっています
・・・母、ズーーーーーっっんとプレッシャー
ちょいちょいさりげなく?書いていますが
我が家の不思議系次女の脳みそはかなりの凸凹さん
凸・・・・「聞いて」理解して、「記憶する」能力。ワーキングメモリやらなんとかいうやつ→かなり強い
凹・・・・「見て」形を把握する能力:眼球の動きの問題ではなく、脳みその作りの問題っぽい。「書く」能力(手先が超絶不器用)→アウトプットがかなり遅い
プラスマイナスで平均さん
でもこれって、、、、頭の中身の割に、学校のテスト(読み書き)で不利ってやつじゃ。。。。。。どうしたらいいのやら
ま、ここではそれは置いておいて
それが目的で始めたわけではなかったですが
発達支援の先生に
「ピアノを習っているのは、本人の課題にぴったりですね~~😄」
と言われました
長女マル子が弾いている様子と比べると
チョロ子の弾く様子は
「どっこいしょ。よっこらしょ」ってな感じで、そりゃ不器用そうに弾いています
こういう特性なら、そりゃ、楽譜読むのも嫌いだよね~~。めんどいよね~~
滑らかに弾けないよね~~
納得・納得('ω')ノ
・・・・・・・・"(-""-)"
それなのに
それなのに
いわばピアノのレッスンは療育の一環みたいな子が
なぜに!クラス合唱の伴奏者ですとおおおおおお⁉️
どうしてこうなった(*´Д`)
長女マル子のピアノ伴奏騒ぎが始まってから早5年くらい?
私もこの世界のことにいろいろ詳しくなりました
娘さんにピアノをコンクール入賞常連・かなり本気なレベルでさせている
かつ親族教育関係者だらけ
のママ友によると
新学年のクラス編成の際は、まずピアノの伴奏が出来そうな子を各クラスに割り振るそうです
いざ合唱祭の時にいないと困るから
そして近隣のいくつもの小学校・中学校に生徒さんがいるピアノの先生によると
マル・チョロの通っている小学校は何故かピアノ伴奏激戦区
「習っている子たくさんいるし、親も熱心だし。なぜか●小は毎年大変なのよね~~」
たしかに
マル子の小学生のころも、特におのれの実力を客観的にみられない中学年ごろまでは、1クラスで4人も5人も伴奏立候補者がいて
(高学年になってくるとだいたい「あの子にはかなわん」とわかってきて、習っていても立候補しない子も多くなる)
「ピアノって、今時の習い事っぽくないのに、いまだに結構みんな習っているのねん」
と思ったものです
じゃあどうして今回の立候補が、確実に「ピアノ伴奏候補」になどなっているわけのないチョロ子しかいなかったのか?
思い当たるフシは。。。。。
コロナ
今年度は、緊急事態宣言あけの6月の分散登校から始まりました
クラスの人数を半分ほどになるように
一日おきに、午前と午後の登校の入れ替わりの変則でした
朝行く登校班のメンバーには変更がなかったので(つまりいろいろな学年のいる同じ登校班の子はみな同じ時間帯に登校)
クラス編成たいへんだったろうな、、、、、
で、きっとピアノ伴奏者にまで配慮しきれなかったんでは?
と想像する次第です
「ほんとうに他にいなかったの。。。。。」
とため息をつく私
「先生が立候補いませんか?って言っても誰も手をあげなくてさ。誰もいないなら、、、、って、手を挙げたの」
とチョロちゃん
その積極性は評価したい
応援してあげたいところですが、
なにせ今回はチョロ子の失敗=クラスの失敗
だからなあ
ともあれ手を挙げちゃったからにはとりあえずはオーディションに向けて最善を尽くしましょう
まずは二日後の臨時レッスンまでに譜読み、譜読み
読みずらそうなところに母が鉛筆で音を書き入れ
母も弾いてみて
が、肝心のチョロ子さん
5年生ぐらいになるとガッツリ難しくなっている伴奏曲に即心折れる
しかし見逃すわけにはいきません
チョロ子をとっつかまえては、ギャースカピーピー
母、地獄の一か月の始まりでありました
きゃー
③でも終わらなかった
④につづく!