chumikopaの日記

中学生の長女が難関公立高校をめざしているらしいのでその軌跡を記録。。。。と思ったら、いつの間にか酒好きのごはん日記とゆる育児記録と時々ねこ、になっていました。アラフィフの頭の中身

中3マル子の新学期② 幻の?修学旅行

緊急事態宣言が延長になりましたね
川越市は「マンボウ」対象地域ですが、こちらも延長?

もう、何回目だか

キンキュウとマンボウの違いもよくわからん(-_-)

 

マンボウって魚?それとも「う~~~・・・・・、マンボウ!♬」

↑あ。すいません。ある一定の年齢以上でないと通じない?

まあ

変異種こわいな、な今日この頃

 

そんな中、新学年になり中学の保護者会がありました

 

4月の保護者会は毎年年間予定や予算についてがメインですが

 

今回は中3に関しては、本来なら中2の2月に行くはずであった修学旅行がどうなるか

が大きなトピックでした

 

ここで修学旅行に関するこれまでの経緯

 

 本来、今年、中二の2月に京都に行く予定でした

 しかし寒さが本格的になるにつれ、第2波?(もう何波なんだか。。。。)が拡大しました

 

そして

川越市内の学校でもぽつぽつ感染者が報告され、何校かで消毒のための短期間の休校が繰り返された12月半ばごろ

 

川越市教育委員会

「令和2年度の宿泊を伴う修学旅行を中止とする。これは川越市内一斉の対応となります。来年度への延期などの措置も一切なしのホントの中止」

の決定をしました

 

ところがこの決定に数校が反発

 

・来年度に実施(具体的に時期を明記したプリントを出した学校もありました)

・来年度宿泊を伴う代替措置検討

・日帰りの代替案検討中

 

などを川越市の決定を無視する形で生徒や保護者に伝える学校がでました

 

これを受けて川越市が折れました(よわっ)

 

ほんの数日後に教育委員会より

「来年度なら様子を見て延期もしくは代替措置検討OK(かも)」

というなんとも煮え切らない通知を出したのでした

 

↑なんで他校も含めた状況がわかったかというと

マル子の保育園時代のママ友が市内数校に散っているため、そのライングループで続々アップされた情報&各校に配られたプリントを比較検討&保護者会で担任に誘導尋問した結果です

 

情報社会ですねぇ

 

マル子の中学校では、3月に日帰り旅行の代替措置を決定しました

春になれば少しは状況が改善すると考えたのでしょうね

(この時期は日本全国そう思っていたのではないかと思います)

 

しかし、状況は改善せず😞

年明け1月に発令された緊急事態宣言二回目が延長・延長で、結局3月後半まで続き

この日帰り旅行もあえなくおじゃんに😭

次年度での代替措置検討となりました

 

ありがたいことに。。。。。

この間、先生方は中学生活最大のイベントである修学旅行・・・・完全な形ではできなくても、せめてそれに代わる楽しい思い出をなんとか子供たちに作ってやりたいと

 

・(さんざん下調べや準備をした)京都の修学旅行はダメになった

・では日帰りでも子供たちのテンション上がる企画を(昨年度3月)

(ほぼバレていますが、一応学校名を明かしていないので企画の詳細は避けます)

二回目の緊急事態宣言により×

今年度に入って

・京都はダメそうでもほかの地方で宿泊を伴う企画

・状況的に他県が無理なら、県内で宿泊&楽しい(これも明かせませんが・・・とても楽しそうで思い出に残りそうで、むしろこれいいね!な内容でした)企画

 

と執念で計画し、仮押さえしてくれていると聞いていました

 

しかし

大方の予想を裏切り、二回目の緊急事態宣言で少し落ち着いた?状況は、春になり暖かくなっても再び悪化し始めました

そんな中で新年度一回目の保護者会を迎えました

 

修学旅行に関して、まずは校長先生、次に修学旅行担当の先生からお話がありました

 

2人とも要旨は

 

「なんとか実現させたいと何回も代替案を出してきましたが、その実現も約束できないような状況になってきた。」

 

「市からの明確な通達はきていないが、このような状況では、期待だけさせることになりそうで、具体的な時期や企画はとても話せない」

 

というよう内容でした(たぶん←昔から先生の話しとかよく聞いていないダメ人間)

 

そりゃそうだわなあ・・・・

 

とぼんやり聞いていたところ、校長先生の様子がなんだかおかしい❓

 

普段、とても美しい発声で流暢にお話しなさる先生ですが、途中ところどころ詰まり気味になり、流れる沈黙が

 

ん?も、もしかして泣いてらっしゃる?

 

しかし、すぐ持ち直されたので、「あれ?気のせいだった?」

 

次の修学旅行担当の先生は

 

「コロナ休校が明けてから・・・子供たちは、我慢・我慢ばかりで。。。。これだけは行かせてやりたいと・・・・

 

ひえっ・・・・・」

 

完全にすすり上げて

しゃべる、とまる、またしゃべる、とまる

涙を流しておられました

 

親としてももちろん残念ですが

なにせこの母(私)

学生時代、学校は気ままに欠席しまくり、行事にもそんなに思い入れのないダメ人間ですから

まあ、そうなるよな、ぐらいでしたが

 

やはり学校の先生になるような人は

行事やそれに伴う子供たちの育ち、そして日々の学校生活への思い入れも親以上に深いんだなあ

ありがたや、ありがたやと

感謝しながら保護者会を終えたのでした

 

そして保護者会が終了後も日々悪化し続けるこの状況・三回目の緊急事態宣言も延長しそうになってきて・・・・(なりましたね)

 

プリント類が手元にきていないので詳細な表現はわからないのですが

先日、ついに川越市から

「修学旅行全面ダメよ」のお達しがでたそうです

 

それを受けて、先生方から子供たちへの説明があったそうです

 

確か、マル子は評議委員会(学級委員を集めたような委員会)の席での話しと言っていたような気がしますが

 

上記の修学旅行担当の先生が、委員会の子供たちの前で頭を下げて

再び涙を流しながら修学旅行(代替措置含む)中止の報告をしたそうです

 

感受性の豊かな子は、もらい泣きで号泣していた子もいるらしいのですが

うちのマル子さんは・・・・

 

「大人の男の人に目の前で泣かれるなんて初めてだから、どういう反応していいかわかんなくてさー(; ゚ ロ゚)

 

固まっていたらしいです(笑

 

他のクラスでは、担任の先生が

「きみたちー!」

 

と突然叫んだそう

みんな「なんか怒られる?!😨」とビクっとしていたら

 

「君たちはえらい!」

と生徒をほめ始めたのだそうです

 

その趣旨は

コロナ禍での学校生活。。。。

ずっとマスクをつけ

楽しいはずの給食の時間もおしゃべり禁止

部活動も大幅に制限され、練習試合や大会も中止

我慢、我慢また我慢の連続

 

そして中学生活最大のイベントともいえる修学旅行もほぼ中止の見通し

 

そんな中、くさらず、文句も言わず、明るく楽しく学校生活を送る生徒たちを褒めながら

修学旅行がほぼ絶望的なことを報告してくれたそうです

 

「直球で泣かれるより、こっちのほうがみんなグっときたみたい(笑」

とマル子←ひどい💦

 

(母は泣いてくれたことも感激しましたよー)

 

というわけで、我が家の中3長女・マル子の修学旅行は幻で終わりそうです

 

でもね

 

クラスのみんなと、多少もめたりしながら班編成をしたこと

手分けして京都の旅程を組んで、歴史や背景を一生懸命に調べたこと

分厚いしおりを作ったこと、そしてそれが無駄になったこと(配られました)

 

先生方がせめて何かできないかと何回も代替案を考えて、下調べ旅行まで行ってくれたこと

泣きながら謝ってくれたこと

褒めてくれたこと

 

こんなことみんな

もしかしたら、順調に京都に行けていた以上に

将来大人になって思い出した時に、案外幸せな記憶として心に残っているんじゃないかなあとも

母は思うのです

 

私(母)なんて、普通に修学旅行には行けたけど

「あれ?鎌倉とか言ったような(東北の中学修学旅行は東京方面)。表紙のイラスト書いたことぐらいしか覚えてないなあ」

 

こんな母(私)より、きっと素敵な思い出ができたはずよ‼️

 

特に、先生方の気持ち、大人になったら、いまの100倍ありがたく思えるんじゃないかな、、、

 

修学旅行に行かせてやれないのは、やっぱりコロナが憎いけど

 

先生方の想いに

ちょっとホッコリもした、私なのでした